本来学校でやるべきことを家で教える

■不登校になったら家で積極的に手伝いをさせよう

フリースクールなどで周りの皆が掃除をしていても、
何も言わないと何もせずぼーっとしている子がいます。
荷物を運んでいる子がいても、傍観者のように見ているのです。

その子は学校でも同じようにしてきたのでしょう、
そして家でも手伝いなどは一切していなかったはずです。
自分から積極的に動くことを学んでいないので、周囲が何をしていても
自分は動かなくてもいいと判断してしまうのです。

一緒にしようよと声をかけても、良くわからない言い訳をします。
今やろうと思ってたとか、指をケガしているからといった感じです
しかしそんなのはウソだと直ぐにわかります。

集団生活において周囲と共に行動できないことは、
孤立することを意味します。
そうならないように、不登校になったら家で積極的に手伝いをさせましょう。

よく「うちの子は気を遣いすぎるところがあって」と積極性がないことを
フォローしようとしますが、本当に気を遣う子は直ぐに動くものです。

実際に家でも何もしていないから、外でも同じようになるのです。
食事マナーがしっかりできていなければ、外でも同じようなマナー違反をします。
好き嫌いを家で押し通している子は、外でも食べたくないと言います。

手伝いをできないのはそれと同じことです。
学校でやるべきことですが、それを家でできるのが不登校のなせる業です。
不登校だから家でダラダラしていて良いわけはありません。
むしろ、積極的に働かせるべきです。

■学校からの訪問を恐れないでほしい

学校から連絡があって状況確認で訪問させてほしいとくれば、
母親は心臓が止まる思いをすることでしょう。

来てほしくないと思っていたけど、来たかという感じです。
良い報告ができればいいですが、そんなことは毎回続きませんので
状況が良くない時や相変わらずな場合の方が多いのです。

それを報告しなければいけないと思っただけで憂鬱になることでしょう。
先生に向かって何度も「すみません」と謝るわけですが、
母親の心情としては情けない気持ちで押しつぶされそうになるのです。

先生に良い報告ができないと、母親は子供に対して結果を強く押しつけます。
貴方が学校に行かないからこんなことになってる、
どうして動いてくれないのか?と問い詰めるわけです。

責任感の強い母親の場合は、その傾向が非常に強くなります。
そうなると子供はますます親の言うことを聞かなくなってしまうでしょう。

では先生から連絡があったときや訪問を受けた場合はどうすればいいのでしょうか、
答えはこうです「変化があればこちらから連絡します」と告げてください。
そうすれば学校は無理に連絡を取ってこようとはしませんし、
母親が努力しようと頑張っているんだと認識してくれます。

学校からの訪問を恐れてはいけません、学校は学校のすべきことをしているだけです。
訪問があることは、まだ子供に希望があることを意味しているのです。