実力を付けられる環境に子供を導こう

■子供を導くことは親にしかできない

子供が外の世界を全く気にしていないというのはウソです。
むしろ子供は外の世界のことが気になって仕方がなく、
亀のように首を出したり引込めたりしながら外の世界をちら見しているのです。

外に興味はあるけど、イヤな思いはしたくない。
不安が心を支配してしまい、家では偉そうにしていても
外では自信を失ってしまうのです。

心の片隅では外に出れるようにしてほしいと親に対して期待しています。
しかしそういった気持を親に見せることは少ないでしょう、
逆に「うるさい!」「どうでもいい!」といったように、反抗的な
態度にでてしまうものです。

「ほっといて!」は同じぐらい「ほっとかないで!」のサインなのです。
親子喧嘩をしても、親子の縁が切れるわけではありません。
いくら口汚い言葉で言いあっても、それでも親は自分に損になることはしない
と疑わないものです。
ある意味、慢心とも言える関係がそこにはあるのかもしれません。

子供が体力、学力、コミュニケーション能力などの基本的な力について、
実力が不足しているならその実力をつける環境に導くことが、
親にできる最善の努力と言えるでしょう。

逆に言えば、親にしかそれはできません。
家から出ることを目的にしたとき、それは実力をつけられる場所を
子共に与えることを理解しましょう。

何もしなければ悪くなるだけですから、1歩ずつでも前に進めるように
子供に居場所を見つけてあげてください。

■子供が持つイヤな記憶を忘れさせよう

子供が持っているイヤな記憶というのは、何度も思い出します。
思い出せば思い出すほど、記憶というのは強固なものになり
忘れたくても忘れられなくなります。

しかしそんなイヤな記憶であっても忘れさせることはできます。
正しくは忘れるのではなく、記憶を新しく塗り替えると言った方が正しいでしょう。

その方法とは、楽しいイベントなど今まで体験したことのない
新しい記憶を次々に子供に与えるのです。
お出かけして初めての体験をすれば感動があるでしょう、
美味しいものを食べれば幸せを感じるものです。

そして一緒に体験する仲間がいれば、尚更記憶に深く刻み込まれます。
そうすればイヤな記憶は忘れないにしても、楽しい記憶を思い出す頻度が
高くなり次第にイヤな記憶を思い出さなくなっていきます。

見る、聞く、作る、触る、食べる、五感を通じた経験というのは、
出来事として刻み込まれるのです。

人生とは辛い事ばかりではないんだ、ということを知れば
前に向かって努力してみようという気持ちになるものです。
それでもイヤな事は待ち受けていますから、そこで実力をつけて
またあの時のような楽しいことを体験したい!と頑張る気持ちに繋がるでしょう。

楽しいことが無い人生ほど、つまらないものはありません。
それは大人でも同じですから、子供ならもっと面白くない事でしょう。
そうならないよう、人生とは素晴らしいものだと教えてあげるのです。