自分は一人じゃないことを自覚させよう

■いきなり学校に行かせることの重大性

家にいると落ち着いているから、学校に行かせることができるのでは?
と考えることはよくある話です。
しかし子供は親が思っている以上に、緊張した生活を送っています。

家で過ごしている時、凄く調子がよさそうに見えますよね。
でも実際には脳も体も一切を受け付けない放心状態となっているのです。
そんなこと信じられない!と思うかもしれませんが、本当のことです。

不登校が子供に与えるダメージは計り知れず大きく、
本人もそのことに気が付かないほどです。

実際、フリースクールに入った子供の殆どが、入って数か月間のことは
全く覚えていないと言うのだそうです。
全員がそういうのですから、子供は頭がぼーっとしたままで
生活を送っていることになります。

そんな状態の子供を学校に行かせたとして、何が得られるでしょうか?
学校には第1のイヤの壁となった不登校の原因がありますし、
同級生は自分の知らないことをどんどんできるようになっています。

そんなところに放り込まれても、ついていけるわけはありません。
より自分はダメなんだと落ち込んでしまうだけで、悪影響を与えます。
家と学校の中間的存在が子どもには必要なのです。

見た目落ち着いているからと無理をさせることは辞めましょう。
無理をさせるのではなく、子供ができることを増やすような
方向に導いてあげる時期なのです。

■良い仲間に出会える環境を作る

友達ができれば学校にいけるのでは?と考えるのも良くある話です。
確かにその通りなのですが、同級生を友達の対象として考えるのは
相手にとっても子供にとっても酷な話です。

ヒステリックになっている状態で、同級生に合わせても
表面的にはそれなりの関係でいられるかもしれませんが、
いつまでも気を遣わなければならない相手とは楽しめません。

そうなると自分には友達すらできないんだ、孤独なんだと
人間関係からも孤立してしまいます。
仲間とは同じことを同じ感覚で、同じぐらいの力で、足並みを揃えられる
そういった者同士の集まりを言うのです。

だから親のサポートが必要になります。
子供たちに丸投げするのではなく、親が間にはいってサポートしましょう。
この子は○○は今できないからね、と言ってみてください
子供たちは安心して仲間に入れてくれます。

そうしているうちに仲間の一員として受け入れらるようになり、
人間関係を築くことができるようになります。
時にはしくじることもあるでしょうが、それも経験だと思えるようになります。

子供も大人も同じですが、一緒にいる仲間次第で良くも悪くもなります。
努力する子供の仲間に入ると、努力するようになります。
逆にいい加減な子供たちの仲間に入ると、いい加減になっていくものです。
これは朱に交われば赤くなるということわざに集約されており、
良い仲間に出会えるような環境を親が作ってあげなければなりません。