不登校の対応は「のんびり」か「積極」のどちらか

■不登校対応のタイプを理解して利用しよう

教育現場における不登校への対応は以下のようになっています。
・中学生:保健室、カウンセリング
・高校生:単位制高校、通信制高校

特に不登校の中学生が進学する高校が無い場合に、
単位制高校や通信制高校は受け入れ先として機能しています。

ただしこれら教育現場において、行われている不登校対応は
殆どが「のんびり」タイプです。
いやな事はしなくてもいいよ、時間をかけて自分のペースでやればいいよ
というのが基本スタイルです。

こののんびりタイプに合っている子供は不登校児の中でも、
大きな割合を占めていると言えます。

しかしのんびりタイプに合わない子がいるのも事実です。
現実問題、社会では周りの環境に合わせたスピードで動かねばなりません。
高速道路で30キロで走行していると危険なのと同じです。
ですからのんびりタイプは社会への適応という意味では、
逆行した教育と言えます。

最終的に社会に出ていくためには、それに適用した教育を受けて
その流れに合わせた能力を身に付けなければなりません。
それを行っているのが、フリースクールなどに代表される
積極タイプの施設です。

積極タイプでは苦手な事でも、しっかりと教えながら
できるまでやってみることを基本スタイルとしています。

現在の日本の教育はのんびりタイプが主流ですから、
積極タイプに適用している子供は施設を慎重に選ばなければなりません。
子供に合わないと思ったら、なるべく早く行動することも大事です。

■不登校解決に必要な人的資源

不登校解決に必要な人的資源は何か?
分かっているようで分かっていない部分もありますので、
おさらいしてみましょう。

・本人
・両親
・良い大人

そして不登校の原因は本人です、それを助けるのは親です。
しかし実際に解決していくのは良い大人と言われる教育者です。

ですから、この3者が揃い足並みをそろえて同じ方向を向いて、
初めて不登校解決への道が見えてきます。
逆に言えば、本人と親だけでは解決しませんし、
本人と良い大人だけでも解決しないのです。

■それぞれの役割

・両親の役割
両親は本人が隠している第1のイヤの壁を突破するために、
本人が「自分のこと」として向き合い、努力できるような
解決する方法を持った人のところへ行けるように導くことです。

・良い大人
良い大人は両親からの情報、子供からの情報をもとにして
本人の状態を見極めつつ第1のイヤの壁を探ります。
本人に合わせた方法を試行錯誤しながら、子供が放つ助けてよ!
というサインを掴んで応えて行きます。

・本人
自分自身の問題に向き合って努力するための力を付けます。
親はもちろん良い大人の力を借りながら、実力をつけていき
前に進んで行けるように自分を導く術を手にします。

両親が良い大人のところまで導くことができれば、
目標の半分の地点に到達したと考えてイイでしょう。
これは簡単なことではなく、むしろ非常に難しいと言えます。

しかしやり方を間違えなければ、思った以上に時間をかけずに
良い大人のところまで到着できるものです。