大きな助けによって、子供は成長する

■刺激で子供は成長しない、必要なのは大人の助け

学校がいやすい場所になるためには、ちょっとした刺激では足りません。
一時的に学校に行けたとしても、それは解決にならず
実力がついていないことで更なる挫折を味わってしまい悪化します。

もし不登校が解決しなかったり、長引いてしまう場合は
親や周囲かたの助けに以下の問題を含んでいる可能性があります。

・本来助けるべきではない助けをしている
・助けの質が違っている
・助け方が足りていない

助けの質が違う=的外れな対策 となり、原因の見極めを誤っています。
変化がない場合は、サポートの仕方を工夫してみましょう。

助けが足りていない場合、勉強であれば塾や家庭教師など
専門のサポートを受けることを検討してください。
親だけでは圧倒的に助けが足りません、ただ塾や家庭教師を付けても
同級生が日々行っている6時間授業には到底及びません。

刺激というのは一時的なものであり、助けとは継続的なものです。
我が子のことになると親は冷静でいられなくなってしまいます、
子供は自分の目の前にあることで精一杯ですから無理をさせてはいけません。

継続的であり、十分な量が必要で、的を得ている助けこそが
子供に必要なことです。
総合的に見て、正しく判断できるようにしましょう。
今、その選択が正しいかどうかはわかりませんが、時間をかけて
見直しをすれば本当に正しいことが見えてくることでしょう。

■子供に合った方法を見つけて対処する

不登校の治療に万能薬はありません。
子供の状態、年齢、性格、各種の能力をしっかりと分析して、
適した方法を見つけることが答えになります。

例えばコミュニケーション1つをとっても異なります、
おしゃべりが過ぎる子もいれば、その逆でしゃべれないという子もいます。
相反する子供に同じ方法で取り組んでも意味がありません。

不登校には3つの問題があります。

・第1のイヤの壁とされる、不登校の原因となるもの
・第2のイヤの壁とされる、長期化してこじれていくこと
・第3のイヤの壁とされる、同級生との間で遅れが生じること

この3つの中で第2のイヤの壁である「こじれ」を落ち着かせれば、
学校に行けるようになる子供もいます。
また第1のイヤの壁が低い場合は、それまでの間に実力がつくこともあり
学校に復帰できるケースもあるでしょう。
ただし根本原因の第1のイヤの壁は残ったままになります。

学校は第1のイヤの壁の発生源でもありますので、今の状態をベースにして
第1のイヤの壁に対抗できるだけの実力を付けさせましょう。

何かにつけてイヤ!という反応を示すのは思春期の特徴ですから、
それにイライラして喧嘩をしてしても意味がありません。
できるだけ努力できるように誘導してあげることが大事です、
難しいように感じるでしょうがやってみると意外にスンナリいくこともあります。

ポイントはどんな大人が子どものサポートをするかということです。
不登校は問題を先送りしても解決しません、焦らずゆっくりと対処しましょう。