性格が不登校の引き金になることもある

■性格のよしあしも実力として見るべき

不登校になりフリースクールへ通うようになった子供に多いのは、
素直に「はい」と言えない事。
そして少し注意されると、批判されたと感じて不機嫌になります。

特に注意ではなくアドバイスをしているのに、それを素直に受け止めず
ネガティブに反応してしますのです。
普通、人から意見を貰った時は、少し自分と違う考えだったとしても
「ああ、そういう意見もあるな」とか「確かにそうだな」といったように、
自分のことを思ってアドバイスしてくれてるんだと思うものです。

フリースクールに来ても、邪険な態度を取っているということは
自宅でも同じように親に接していることでしょう。
そしてそれは、外で他の人に同じような態度を取っていることがわかります。

子供同士の会話でも同じようにしていると仮定すれば、
その子からはどんどん子供たちは離れて行ってしまうでしょう。

そうです、不登校の子供たちというのは本人がみんなの中に入って行けない
と多くの親や大人たちは考えますが、全くの真逆であることが多いのです。
周りが近づかなくなってしまい、孤立してしまうのです。

孤立がエスカレートしていくことで、性格はますます歪んだものとなり
人間関係を上手く構築することができません。
それは社会に出ても同じことで、素直に「ハイ分かりました」と言えないと
大きな問題を抱えることでしょう。

理屈っぽいことと、気難しいことは似ているようで別物です。
前者は可愛いものですが、後者は非常に厄介なしろもので
性格によるものか何かしらの疾患から来るものか判断が必要になります。

■何より原因の特定が最優先

不登校を長引かせず、確実に解決するために必要なことは
原因を見誤らず特定することにあります。

不登校の原因は、大きく分類して3つ。
体力、学力、コミュニケーション能力で、これらの実力が
不足しているとキッカケとして不登校に繋がります。
他にも性格や価値観、認知力なども原因になりえます。

そして育ってきた環境はそれぞれ異なるので、原因そのものは
1人1人で異なります。
最も難しい作業ですが、最も優先度の高い作業が原因の特定です。

親にできることは、偏見、思い込み、甘えなどを捨てて第三者的な
冷静さを持って見極めることです。
体力、学力、コミュニケーション能力といった順番で、
チェックしていきましょう。

また我が子だけを見るのではなく、同級生との比較も忘れてはいけません。
集団生活の中で我が子がどういう立ち位置で行動しているのか、
それもチェック対象としてください。

家での様子は把握できても、学校でどんな行動をしているのか
学校でなくてもフリースクールでもかまいません。
親の目の届かないところで、我が子がどう行動しているかも重要なのです。

このチェック結果として、ちょっとした引っかかりがあれば
全てノートにメモを取って行きます。
ある程度、問題になりそうなことを把握できてきたら、
それらを考慮しつつ、本人が実行できるような解決策を探って行きます。