子供と敵対しても勝てないし、意味がない

■親子喧嘩はガス抜きになれど、後味は悪いもの

学校に行かず家にいる子供と毎日のように顔を突き合わせていると、
言い争いも増えてきます。
時にはエスカレートしていき、どっちの意見が正しいか
力比べのように相手をねじ伏せるまで言いあうこともあるでしょう。

そんな力比べは勝っても負けても気持ちのいいものではなく、
むしろ後味は悪いものです。
親子喧嘩というものは、多少であればガス抜きになりますが、
親にとっては言うことを聞いてくれないだけで疲れてしまいます。

よくあるケースに言い争いになった結果、
「出て行きなさい!」と言ったら本当に「出て行ってやるよ!」と
言って出て行ったっきり夜遅くになっても帰ってこないパターンです。

親の気持ちとしては、まだ帰ってこない何かあったらどうしようか
とそわそわと心配になり、出て行けなどと言わなければよかったと反省します。
しかしそんな親の気持ちなど気にすることなく、適当なところで
「そろそろ帰ろうかな」と親の気持ちを計算します。

■親子喧嘩のイニシアチブは子供側にある

子供は親子喧嘩をしても反省することなど殆どありません。
家を出て行っても、親が下手に出てくることを見越しているのです。
親は強く言うと子供が出て行ってしまうという経験から、
強く出ることができなくなります。

そうなると子供は自分は大切にされている、余裕のある行動をします。
自分自身を脅しの材料にし始めると、手が付けられなくなります。
激しく言い合いをすればするほど、親はどんどん不利な立場になるため
同じ土俵で勝負してはいけないのです。

親は敵ではない、味方であると子供に理解させる努力をしましょう。
親だけ、子供だけで解決できるものではなく、親子で乗り越えていくのです。

■不登校によって起こる悩みはいたって普通の悩み

不登校によって家族に降りかかる悩みは、いたって普通の悩みです。
貴方の家族だけに起こっている問題ではなく、
多くの人が同じ悩みを経験済みです。

何をしても上手くいかなくなると、親は自然と自信を無くしてしまい
問題に直面したとき、第三者に答えを求めようとしてしまいます。
つまり自分で解決することを放棄してしまうのです。

あまりにも悩みが深いと、こんな苦しみを味わっているのは
自分だけのような感覚に陥ってしまいます。
しかしそれは間違いで、既に何万人、何十万人という人が、
悩んできたいわば不登校の通り道なのです。

■悩みのケースに応じた対策が既に確立されている

悩みのケースに応じて対策が確立されていて、
次にこんなことが起こりますよ、とか、こうすればいいですよ
ってことを言えます。

それは不登校を専門に扱っている施設だからと言えますが、
同じような悩みを持ち、そしてクリアしてきた人がいるのです。
答えの無いような悩みだと思っていたけれど、実は答えがあった。

既に誰かが同じ道を歩んでいた事に気づかされるのです。
自分だけが特殊なのではありません、むしろ一般的な不登校であり
多くのケースで解決に向けた歩みというのは一歩一歩進みます。

子育てに自信を無くしてしまっても、不登校を諦めてはいけません。
同じように絶望した中から希望を拾った人は、
五万といることを知ってください。